2022/03/09

60才~65才 朗報・働きながら、年金を受けられる 47万円まで増えました。 (2022年4月から)

 まず制度の流れを説明します。

  • これまでは、「65才までの雇用確保の義務」でした。
  • これに加えて「70才までの就業機会の確保」が努力義務となります。
  • つまり、60才定年ではなく、どんどん働けということです。

そこで、60才から65才までの老齢厚生年金の支給停止基準が変わります。
これまで28万円が47万円へ緩和されます。

働くのをやめて年金暮らし→減らす
これまで通りバリバリ働く→増やす  という国の作戦であります。


もうひとつポイントとなるのは、繰上げ受給の減額率の見直しです。

1月あたり 0.5%から0.4%に変更されます。
これまでは、60才 0ヶ月目は、0.5% x 5年(60ヶ月)= 30%減額でした。
今回からは、60才 0ヶ月目は、0.4% x 5年(60ヶ月)= 24%減額となります

仮に、繰り上げて月10万円の年金は、70,000円だったところ、76,000円と増えます。

繰上げ受給するかどうかは、慎重に考える必要がありますが、このような制度があることは、知っておくべきです。

詳しくは、「日本年金機構」ホームページ を参照してください。



 

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