2022/04/20

年金を60才からもらうと、損するようなこと言わないで

 








今の制度では、年金は65才から受給となっています。

しかし、会社は定年60才の場合この5年間が収入がない状態となります。
会社に再雇用制度があれば、仕事は続けられますが給与は下がります。
責任のある仕事から外されることもあり、モチベーションは保てるでしょうか。


年金の繰り上げをします。 もらえる年金は下がります。
どのくらい下がるのかは、こちらの表の通りです。







仮に1カ月10万円もらえる人であれば、
60才0ヶ月から一生もらう金額は、76,000円です。 24,000円減額されています。

Aさん:  60才で76,000円スタート
Bさん:   65才から 100,000円をもらう

さて、この競争で、BさんがAさんに追い付くのは、約81才です。
つまり、81才でAさんもBさんも死んだら生涯手にする年金は同じ額となります。

これを聞いてどう思いますか?

こんな検討する人は、お金に余裕のない人です。
となると答えは明快で、正解はAさんです。

早くもらって使わなかったら貯めていればいいし、どうせ70才80才になったら、
足腰弱くなり遠出もできなくなるから、60才代のうちにお金を使って旅行するのも良いと思います。

実は、年金の額って、ずっと同じでもないのです。
先日新聞記事でもありましたが、0.4%減だそうです。
国は、政策で10万円だのひとり5,000円だのお金配るより、年金額のせめて維持をしてあげて欲しいものです。

国民年金 65,075円は、259円減、
厚生年金   22,0496円は、903円減  
の例が載ってました。

だから、なおさら繰り上げした方が得ということになります。

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