2023/02/23

定年 65歳 義務化 いつから

 現在、おおよその会社が60才定年となっています。

そもそも年金開始が60才だったためです。

現在、それが段階的に年金支給の開始が、60才から65才になりました。

定年~年金支給までの5年間、「空白の5年間」が仕事なし年金なし となります。

年金受給
そこで、政府が2013年に施行した『高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年齢者雇用安定法)』により、2025年4月から「65歳までの雇用確保」が義務づけられたのです。


現在は経過措置期間となっており、2025年4月までに下記いずれかの対応を必ず行う必要があるため、各企業の課題となっています。
  • 65歳までの定年延長
  • 65歳までの継続雇用制度(雇用延長・再雇用制度)の導入
  • 定年制の廃止

あくまで、会社側目線ですが、定年する側からすると、

「いつまで働かないといけないのか?」

「定年後の自由な生活は、いつからなのか?」

と言いたくなるわけです。

①会社でいつまででも働きたい → 65才まで会社から給与もらい、そのあと年金をもらう

②会社は辞めて、60才から年金をもらう (繰上げなので、トータルの年金額は減る)

③会社は辞めて、バイトか副業を始め、65才から年金をもらう


この選択により、老後の生活は大きく変わります

==補足情報==

①65才からの仕事探しはかなり困難なので、それを覚悟する

②繰上げた場合との損得の分岐点は、76才~80才です。
 よって、これより早く死ぬと繰上げても損にはなりません。
 しかし、80才より長生きした場合全体受取額は少なくなります。

③実は、60-65才でのバイトか副業がうまく軌道にのれば、一生豊かに暮らせます。
 この時期なら、人脈もあるし、活発な活動もできます。

結局選択は、難しいのです。

というのも、年金は、大きく上下しません。
社会人時代のように、昇給はないが転職して給与が減ることもありません。

では、65才、75才、85才のそれぞれの生活は同じでしょうか?

行動範囲もだんだん減ってきます。
年数回の旅行、美術館への外出、映画鑑賞など、減る分お金はかかりません。
食事も贅沢に外でが外食も減ることでしょう。

その反面、病院にかかることは増えるでしょう。
思いもよらなかったところに病気がみつかるとなると、医療費はかさみます。

ある意味、どうにも予測はつかないのが現状です。

しかし、できることはあるはずです。

健康寿命を伸ばすことを目標としましょう。

楽しい日々を過ごしましょう。 お出掛けをして、よい食事をして、友達と和気あいあいと過ごしましょう。





 



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